To be continued ということに
4月5日のアップデートで、ストーリーの続きが配信されました。
展開的にはかなり駆け足でした。
まずは緊急クエストで先取り(?)していた ダークファルス・エイジス との戦いから。緊急では別エリアに別れていたアイナ・マノンと挑むことになりますが、後半戦からのダイジェスト版です。HP的にもかなり控えめなので、そんなに苦戦することはありませんでした。
緊急クエストのエイジス戦後のムービーを見てても、明らかにストーリーが動いているように見えたので、実際のストーリーはどうなるのかなあと思っていました。今回配信されたのは、正にその後も含めて、ということになります。
とりあえず旧と違って、ストーリーはキャラごとの進行のため、12人で同じことをやりました…。ムービー飛ばせば、ひとり1時間というところですが、12人ともなると相応に時間はかかりますね…。
武器は偏ってるけど全クラスで一応当たってみました。道中は属性攻撃が出来るテク職が楽だけど、ラスボスは大きなダメージが出せるハンターやガンナー、カウンター攻撃が強力なブレイバーやウェイカーが、割と楽だったかなーという印象です。
ここから先はネタバレの嵐なので、自力でストーリーを見たい方は、リンクを踏んで記事を開かないようにすることを強く推奨します。
緊急のエイジス戦後のムービーでも出てますが、
ここはちょっと感慨深いものがあります。
思わせぶりなマノンという感じで緊急は終わっていたわけですが…。
早速、新たな展開が……って、あらー、ホントにそういうことにしちゃうのねー。
……が第一印象でした。もっとも過去記事の最後にも書いた通り、ハルファの造形は色々あからさまではあるんですよね。
エアリオシティにダークファルスが来た時(つまりゲームの超序盤…というかチュートリアルですね)に、マノンは出現したダークファルスを見て「こんなの聞いてない」とか言ってたようなのですが、その真実が明かされるわけです。ビックリするぐらい何の捻りもなかったけど(笑)。
これまでのストーリーで、4つのリージョンを巡ってきたので、それぞれのリージョンで活動していた人たちが総動員でのストーリー展開となります。
戦闘ももちろん多数あり、これまで出てきたエネミーの総復習という感じでした。フォースだと弱点属性を狙いやすいので比較的楽な印象でしたが、それ以外のクラスでも苦戦はしなかったので、バランス的には良好と言えるのかもしれません。
そして、ストーリーの行き着く先は…
やはり、ここ。ルシエルという名前なのですね。
いつかは行くと思ってましたが、思った以上に早く行くことになったなあという感じです。
色々、ベタベタな話というか…。「星渡りはそれまでの記憶を失っている」ということになっていたけど、最初から記憶なんてなかったってことですよね。
イルマくん、色々詳細な解説をありがとう。
ルシエルはハルフィリア湖直上だったので、湖上から飛ぶか、浮島自体が降りてくるのかなあと予想してたのですが、それは完全に外れました(笑)。かなり大きなものだから、降りてくるのはさすがに無理があったかな。
なんやかんやでルシエルに突入。
誰しもが予想したであろう展開を忠実に辿ってる感じでしょうか。
ここだけで出てくる新しいドールズであるマリオネス。背中のリングみたいのが弱点で、そこを狙えばダウンさせて弱点コアも露出します。
放置すると厄介なので早めに倒したほうが良さそうではあります。
あとクヴァリスとスティアのようなエリアはエネミーとの戦闘を避ける脇道があり、無理に戦闘をする理由が微塵も感じられないので、遠慮なくそちらを利用するほうが楽なような気がします。
クヴァリスの方は右に進んで強行突破しても良いけど…
スティアの方はリーコンギガンツが見えてるので、右の方を通って面倒事は避けられるなら避けたいかなあ。
そして、黒幕登場。
といっても、今まで全く登場してないので、何も感じないというか…。
ゼフェットは声だけでも折に触れてストーリー内で時々出ていれば違ったのかな?と一瞬思ったのですが、一切何も触れずにおくほうが、ルシエル(浮島)の不気味さみたいのは演出出来るということもありそうではあるんですよねえ。なにぶんにもベタベタな展開なので、不用意に登場させると内容が更に薄っぺらくなりそうだし。それにしても唐突過ぎる気はしますが…。
それにしても…本当に旧PSO2から1000年後だったのですね。
スターレスは 深遠なる闇 の成れの果てか何かなのかなあ?
そのままラスボス戦スタート。
といってもレスタサインが豊富に配置されており、攻撃も比較的分かりやすく、ガードやパリィは難しくないです。これは「主人公(プレイヤー)に対する力試し」みたいな展開だということを示しているのかなとは思います。
これに関しては、フォースよりもアヴェンジで押せるハンターのほうが楽な印象でした。弱点が氷属性なので、テクを使わなくても属性ダウンさせたければ出来ますし。私は結局セイガイン系、誰も使いませんでしたが。
そして禄に説明もせず、自己満足のまま散っていく…。
不測の事態が発生していたとはいえ、いきなり託された側が ポカーンとなるような…。ゼフェットが300年間どれだけ大変だったかは伺い知る材料があるはずですけど、いきなり感が強く。
ルシエル自体は攻撃を受けたものの崩壊しているわけではないので、この300年間の苦労に関する色々なデータを見に行くことは出来るのかもしれないですね。マノンもかなりいろいろ情報を持っていますし。テレポーターのロックは解除したから、ルシエルからハルファに降り立つのに、ポッドを使った不時着はもうしなくても良いわけで、行き来自体は難しくないはず?
ただ、グレンがそうだったように、これまでの戦いが全て仕組まれていた…ということを皆が知ってしまうと、戦うモチベーション的に問題が起きそうな気はします。だから一般のアークスには事実が伏せられる可能性もあるかなあ?
ガロアに報告をして、スタッフスクロール開始となりました。ストーリー的には割と「アイナの成長物語」みたいなところがあったなあと思います。
MATRIXよろしくハルファがもっとサイバーな空間で、ガロアたちも死んだのではなく単にログアウトしただけ…とかにならないかなあ?と思ったこともありましたが、それは無いようですね。「300年も実験し続けてた」とのことだし。
NGSのストーリー全般に言えることなのですが、割と淡々と終わったなあという印象です。
ある意味、旧PSO2でマザーシップに突入した Ep2-5 みたいな感覚ではあるんだけど、旧の時はかなりドキドキしたのに対し、今回は「あ、やっぱりこうなるんだ」て思いのほうが強かったなあと。
よくよく考えると Ep2-5は「何年も待たされたことに対する決着」というところに感慨が強かったわけで、同じように年単位で待たされるのはちょっとー…というのも事実。
この辺の匙加減って難しいとは思います。
ともあれ「To be continued」と出ましたが、この続きはどうするつもりなのでしょうねえ。
…ディレクター、交代にならないかな。強い武器をポンポン出すだけで、上級者様向けのコンテンツ追加しかできない人は、やっぱり不要だと思うのですが。せっかくNGSで新規一変、武器強化をリセットしたのに、全く意味なかったですからね…。
いえ、それはともかく、ハルファ以外の惑星に行ったりすることはあるのかどうか。
1000年経ってると、旧で行っていた惑星がどうなってるかも分からないですね。スターレスに破壊されてる可能性もありますよね。アムドゥスキアがどうなってるかは気になりますが…。健在なら色々話は聞けそう。
ただ…「ルシエルが機能停止して、ハルファの維持が困難になる」…ぐらいの大きな動きがあったわけでもないし、ハルファ自体がマザーシップの残骸?をベースに作っていそうで、外宇宙に飛び出すほどの技術力はもう失われているような気もするし。他惑星に向かう展開は少し無理があるかもしれない? ルシエルに情報が残っていればあるいは?
オンラインゲームで思い切ったことをするのは、なかなか難しいですよね。
それにしても1000年前のアークスの力ならスターレスを倒せるって算段なんですよね。…深遠なる闇を倒してるから、まあそう思うのも無理はないのかな。未来を託したのは良いけど、スターレスとどうやって対決させるつもりなのか。なーんか無責任に放り投げられてますよねえ。
ルシエルは戦闘セクションとして今後追加されたりするのでしょうかね。
もし追加されたら、ハルファの各リージョンを模したエリアが繋がってるので、テク職は弱点属性の切り替えに忙しくなりそうです。あれ? それって、もうノイゼンプラントでやってますね。となると、戦闘セクションとして追加する意味はあまりないかなあ?
むしろ探索セクションとして追加し各地の絶望と戦えるフィールドにするか、常設で行ける場所とはせず期間限定クエストの舞台になる、とかかなあ。
そういうことの前に新クラス スレイヤー とか、プライベートスペースとかがまずは先かな。
あと…ストーリーのムービーでプレイヤーキャラの武器がソード固定になってるの、何とかならないでしょうか。
例えばエレナはハンター・ファイターのレベルを上げてないので、旧のときからムービーでの違和感が半端なかったです。旧の時は素手→一瞬ガンスラ/【仮面】譲りのダブセ/オメガでは剣と盾で、持つ武器に関してはストーリー的に無意味ではなかったですが、それでも不満ではありました。
こういうところに手を抜くのは良くないと思うんですけどもー。