とりあえず修正待ちかなー?
クーナの新ライブ……良い曲ですよね。
と書きたいところなのですが…いや、真実 曲は良いのですが、どうも純粋に楽しめない状況が続いてるみたいです。
とりあえず音ゲー要素に集中しちゃうと、せっかくいい動きのムービー(特に1曲目)を落ち着いて見る余裕がさっぱりありません。ちょっと慣れてくると、視線の片隅にタイミングを示す円が動くのを見ながら……いえ、やっぱり無理があるかなー。
しかし、それでも最後までまともにムービーが続いてくれるうちは良いのです。
ライブ前に「落ちるかもしれないから、表示モデル数設定を最低(5)に落として下さい」とかアナウンスが流れます。おかげで周りが泥人形ばかりになりますが、まあ落ちるという事態は起こりませんでした。
しかし、私が初めて見た 2曲目のクーナの衣装は、なかなか独創的でした。
模様は一切なしのシックな黒色…ではないですよねー。
まあ、もっと凄いことになってる方もいたようですが(笑)。
札幌の雪まつりでは、雪像に光を当てて色々な絵柄を見せる「オーロラプロジェクション」なんてショーをやってましたが、クーナの衣装も そんな感じで特殊なライティングか何かで衣装を見せる予定だったのかなあ?(笑) だとしたら、照明スタッフは後で膝詰め説教ですね。
しかしソフトウェア開発者の端くれとしては、逆にどうやったらこんな現象が発生するのか興味が尽きません。あり得るのは、今回のクーナが小林幸子さんと同様の指ボーンをもらっていることです。
通常のアークスたちの手は、指を伸ばした状態のまま動かすことは出来ません。しかし小林幸子はドアップでバッチリ指差しをしたりしており、「遂に指ボーンが実装された!」とちょっとだけ騒ぎになったんですね。ただ木村Dも「これは特別で、通常のプレイヤーにまで実装するのは難しい」と言ってました。処理能力を考えるとねー。
※指ボーン
3Dモデリングでは腕や脚のように動きがある部分は「ボーン」という細かい単位でデータが分けられ、それらがつながって それっぽい動きを見せるようにしています。逆に言うとボーンが入っていない部分は全く動きが無いというわけです。
指に動きを見せたいと思ったら、指もボーンとしてデータを分けなければなりません。それを「指ボーン」と言ってるんですね。ボーンが多ければ多いほどリアルな動きを見せられますが、それだけ計算がたくさん必要なので、動かすコンピュータの方は高性能を求められます。
PSO2の場合、プレイヤー全員に指ボーンを実装すると、処理能力的にどんなことになるか目がくらみそうになるので、それはやっていない…ということです。
で、今回のクーナはハートマーク作ったり、双機銃をしっかりホールドしたりしてますが、それを可能とするために、全身が既存のデータと違うものになってたりしてて、それが衣装のグラフィックと微妙にマッチしなかったのかなあ? とか、まあそんなことをとりとめなく考えてました。
で、その後のライブでは衣装が進化しました。兄キャスで見た時のものなのですが、今回はこのブログで取り上げちゃいます。
黒一色だったところに、緑が入るようになりました。足を見ると金色っぽいデコも見えます。なるほど! 回を重ねるごとに、衣装がどんどん進化していくという趣向なのね! (いや、違う)
それでもまあ何とか順調に2曲目は始まり、サビで盛り上がるというとき、それは突然起きました。
そう、その時 バックダンサーやっていたアークスたちが みんな足場から落とされたのです。
クライアントが落ちるのでもなく、ましてや回線が落ちるのでもなく、よもや物理的に足場から落とすとは、セガもやることが奮ってますね! 皆落とされ、無人の足場が浮いた状態の中、クーナは何事もなく最後まで歌いきり、ライブブーストも無事に掛かったのでした。
どうやればソフトウェア的にこんなことが起きるのか、とても不思議。
ライブが終了したら、この状態になるんだと思うので、ライブ中だったにも関わらず、ライブ終了という判定が 何 故 か 入ってしまい、曲は続いてるけど、皆 足場から落ちた…? んー、狙っても出来ることじゃない気がするー。
もっともソフトウェアのバグって最終的にこんな感じの一見 不可思議な現象として見えることが多いんですけどね(白目)。早くまともに楽しめるライブになって欲しいですね。満を持しての新曲だし。