Moonlight Dream

PSO2で過ごした日々をのんびり書き綴っていければと思っています。
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ダーカー気分

ダーカーの襲撃?!
緊急クエスト「全てを壊す流転の徒花」には、もうだいぶ慣れてきましたね。
おかげで『深遠片カリギューラ』は順調に100個集まったので、ジグに声をかけるとインヴェイド武器がもらえるようになりました。

3姉妹は何を貰うか少し考えた結果、エリスの双小剣を選びました。
インヴェイド武器の特性を考えると、クリティカル盛り出来る方が良いかなあ? という結論に達したからです。いざ持ってみると、比較的小柄なエリスには かなりサイズの大きな武器一対となっています。

この武器【深遠なる闇】ベースの武器ということで、抜くたびにダーカーが現れる時と同じようなエフェクトが発生します。ひとたび武器を抜いた後は、綺麗な赤い光を発するのが印象的です。

では双小剣を選んだ理由について、もう少し考察します。

インヴェイド武器の特性とは、最小ダメージが普通のレア武器よりも落ちるということです。通常のレア武器(★7以上の武器)の最小ダメージは、最大の90%です。従っていつも最大にかなり近い狭い振り幅でダメージを与えられます。これが90%より下回ると、それだけ低いダメージになる可能性が出るわけで、レア武器と同じ攻撃力数値でも、与えるダメージの平均は劣る…ということになるわけです。

これは★6以下の非レア武器や、アドバンスクエストで落ちる赤の武器、低いExレベルのクラフト武器にも言える特徴です。

PSO2を始めた人に「出来るだけ早くレア武器に切り替えたほうが良い」とアドバイスし、赤の武器を使う人に「フォトンブースターで潜在能力を覚醒させた方が良い」とアドバイスし、クラフトする人に「シルバ系の素材使うまで Exレベル上げたほうが良い」とアドバイスする理由でもあります。

ということはインヴェイド武器は使えないということでしょうか? 抜く時の特徴的な(禍々しい)エフェクトと、抜いている時の光がきらめくエフェクトは、ちょっと封印するのは惜しいですよね。

もちろんそんな刹那的な結論になるわけはなく、対処方法がさしあたり2つあります。これは別にインヴェイド武器に限った話ではなく、上に挙げた最小ダメージが低い武器全てに言えることですが、特にインヴェイド武器は対策が取りやすいようには一応なっています。

対処法1:技量を上げる

エネミーに攻撃する時、エネミーの技量と自分の技量を比べ、自分の技量が高い場合に、それに応じて武器の最小ダメージが底上げされます。つまり技量盛りが出来れば、結局 最小ダメージをレア武器と同じ 90%にすることも不可能ではないのです。

インヴェイド武器は、同じ系統のインヴェ系防具の『レッグ/インヴェリーフ』と2つでセット効果が発動し、技量+100されます(それ以外にもセット効果はあります)。また、インヴェ系防具の『リア/インヴェルム』『アーム/インヴェンド』はこれも2つでセット効果が発動し、技量+50されます。つまりインヴェ系で武器も防具も固めれば技量+150です。

しかし、最小ダメージ90%を完璧に保証出来るようにしたい場合、これでは足りず、「アーム」などの特殊能力の付与や、技量マグのサポートなどが更に必要になるようで、これはこれでなかなか大変そうではあります。

この辺の詳しい理屈やどれくらい盛る必要があるかは、ここで書くより、Wikiを見た方がいいかなと思います。この方法はとても面倒ですが、どのインヴェイド武器でも等しくダメージ振り幅を良い方向に持っていけるのが利点です。

対処法2:クリティカル率を上げる

続いてもう一つの方法。それがクリティカル(ダメージの数字が青緑っぽくなる状態)を出しやすくする、というものです。
PSO2のクリティカルはいわゆる「かいしんのいちげき」とは違い、普段より大きなダメージが与えられるというものではなく、最大ダメージを与えられるという効果に留まります。…留まるとはいうものの、これはクリティカルが出せれば、最小ダメージが低くなったところで関係なく高ダメージが期待できるという意味でもあります。

インヴェイド武器の潜在能力はクリティカル率を上げます。Lv3で+25出来ます。
そしてスタンススキルを持つクラスは、必ずそのスタンス発動中にクリティカル率を上げる「~スタンスクリティカル」というスキルを持っています。これも全振りで+25出来ます。メイン・サブでそういったクラスを選んでスキルを習得していれば、2つのスタンスを適用できた時、クリティカル率は+50出来ることになります。武器の潜在と合わせて+75ですね。

通常のクリティカル率は5%前後と言われています。ということはこの時点でクリティカル率は 80%前後ということになり、かなりの確率でクリティカルが見込めます。
ハンターの「フューリースタンス」や ブレイバーの「アベレージスタンス」は、発動条件に縛りが何もないため、クリティカル盛りだけを考えるなら、とても便利なスタンスということになりそうです。

更にまだクリティカル盛りが出来るスキルはあります。

・ファイターなら「クリティカルストライク」で常にクリティカル率+15です。クリティカル時のダメージが増えるのも良いです。サブファイターでは効果が得られないのは仕方のないところ。
・テクターは「シフタクリティカル」により味方のクリティカル率を+20できます。シフタを維持するように心がける必要はあります。特にサブテクターは LTAこと「ロングタイムアシスト」が効かないので掛け方に注意ですね。
・バウンサーは「クリティカルフィールド」により味方のクリティカル率を+30できます。使用後のクールタイム中はこの上乗せが出来ません。それでもサブバウンサーでも効果が同じである点は大きい。
・ガンナーの「ゼロレンジクリティカル」は至近距離の射撃限定でクリティカル率を+50できるので、発動条件は厳しいものの、もう片方のクラスがスタンスを使えるなら、武器潜在も含めていきなり+100に出来る計算です。

こんな感じでクリティカル率を上げる工夫が出来ると、最小ダメージがどんなに低かろうと関係ないわけですねえ。ただ、こういったことを出来るようにするには、それを実現できるクラス(スタンスかそれに類するスキルがあるクラス)でなければならず、レンジャー・フォースは蚊帳の外になります。主に近接職向けだなあと思います。

と、これだけ考えた結果

クリティカル盛りはスキル構成でほぼ実現できるため、この策を取ろうかなと考えた次第です。そしてそれが出来るのは主にエリスなのですねえ。エレナは法撃、エランは射撃なので、そこまでクリティカル盛りが出来ないのです。

もう少し書くとエレナもテクターなら行けなくはありません。
「シフタクリティカル」で+20できるので、インヴェイド武器潜在の+25に加え、サブクラスがスタンス使えるものなどであれば良い率に出来ます(バウンサーがよさげですよね)。
しかしテクターの場合、クリティカル率もさることながら、属性のほうが問題です。全属性の『インヴェイドアックス』を揃えるの?と言われると、それは決して不可能とは言いませんが、まあ大変ですよね…。『インヴェイドアックス』を揃えるまでは何とかなるのですが(いや、それも大変なのよ?)、それを潜在Lv3にしたり属性値を闇以外に変えたりする作業は考えるだけで私はブルーになりました。やろうとしてる人はいそうです。

エランはガンナーなら行けなくはありません。
が、まあ今せっかく『スカルフェジサー』を持っているので、わざわざそれを倉庫にしまう必要はないかなと思いました。

…というわけで!
正面から攻撃!
エリスが今使っている武器をざっと見たら…ハンター武器(大剣と自在槍)とバウンサー武器(飛翔剣)は既に安定した装備になっているため、今変える必要性がありませんでした。インヴェイド武器を貰うとしたら、ファイター武器(双小剣)かブレイバー武器(抜剣)ということになり、レアリティ的に★12以上になっていなかった双小剣が選ばれたのでした。…実はその後 抜剣ももらっています。

メインファイターなら「クリティカルストライク」のおかげでクリティカル率を盛ることができると同時に、その威力も上がりますので。比較的常道ともいうべき選択なのかなとは思います。