Moonlight Dream

PSO2で過ごした日々をのんびり書き綴っていければと思っています。
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PCを新調した話

それは何人かで「幻惑の森に行こう」となった時の話。
私のノートPCが突然異音を発し、ゲーム画面が極端にスロウダウンするという現象が発生しました。幻惑の森の最後、城の中に入るときが凄まじく、城に入るまでのテレパイプ画面がやたら長くかかり、ようやく終わったと思ったら、クエスト自体が終わっていて、最後の赤箱が割られていました(笑)。

画質設定6でだましだまし使っていたのですが、さすがに限界が来たみたいです。今までのノートPCのようにGPUが力尽きたのではなく、HDDの回転のほうがどうもおかしくなったみたいでした。GPUが力尽きた場合、それをフルに動かすような(つまりPSO2みたいな)ことをしなければ、余生を過ごす余地があります。しかしHDD自体が駄目になってしまうと、さすがに処置なしかなあと肩を落としました。

とはいうものの、このノートPCはかれこれ4年頑張ってくれていて、「そろそろ危ないかな」という危惧はしており、次を買うとしたら…という心構えは少し前からしてたりはします。

「PSO2やめようかな」ぐらい思ってるときに、PSO2のためにノートPCを新調するというのもいかがなものかと思わないでもないですが、色々技術的な興味もあり、ノートPC新調を推し進めることにしました。今回は新PCにしてから詰まったこと…その解決策を備忘の意味を込めて書き残しておこうと思います。



実はこれが初めての Windows10でして、いくつか手探りになるところがありました。しかし技術者の性と申しますか、そういうのが楽しいし、新しいPCが来るというのはいつでも嬉しいのも事実です……非常に痛い出費ですが…。

Windows10の新機能、いい感じ

当然のことながら、前に使っていたPCよりは性能が上がります。Windows10だけでなく、今回初めて SSD搭載モデルにしてみました。さすがにWindowsはもちろんソフトの立ち上がりも速いですね。

残念ながら古いモニタ用の端子が無くなってしまったため、サブに使っていた古いモニターに繋がらなくなってしまいましたが、仮想デスクトップがOSレベルでサポートされたので、それで何とか出来るかなあ?という感じです。
仮想デスクトップは「Windows+CTRL+D」で作成し、「Windows+CTRL+← →」で移動できます。今回のモデルでは Windowsキーがスペースキーの右に移動し、スペースキーの右にはALTキーやCTRLキーが追加になりました。キーボードショートカットを使う上でこれは非常にありがたいことですが、それよりなによりこの変更で、Windows・CTRL・カーソルキーが隣り合って綺麗に並ぶようになり、仮想デスクトップ移動の操作が捗るようになっています。それもキーボード配置を変えた目的だったのかなと思えるぐらいです。
Windows+TABでタスクビュー画面にすれば、ソフトのウィンドウを別の仮想デスクトップにドラッグして移動することも可能なので、画面の整理にはちょうどいいかなーと思いました。

音が鳴らない!

PSO2のインストールには賞味4時間程かかりました。そして、ようやく動かせるようになったとき、異変に気づきました。

画面はきちんと表示されるのですが、一切音が鳴らないのです。
サウンドはPSO2の最大の売りの一つなのに、これは痛すぎます。

これにはかなり焦りましたが、公式サイトのFAQ(よくあるご質問)一覧にちゃんと項目がありました。「その他」のカテゴリーの「ゲーム中の効果音、BGMが全く再生されません」です。これで解決しました。
…Windows10ではこの手の古いDirectXのライブラリはもう最初から入ってるものではないのですねえ。

JoyToKeyが反応しない!

無事に音も鳴るようになり、3日ぶりぐらいにエレナたちはログインしました。しかし今度はゲームパッドの挙動がイマイチ怪しい。JoyToKeyを使っているのですが、これがPSO2に反応しないのです。これは致命的。

理由は JoyToKeyを管理者モードで動かしていないからでした。「Windows7 ~ Windows10でうまく動かないソフトがある」に書いてあるとおりです。これは前のPC(Windows8)でも同じことであり、管理者として実行させるというのは前のPCでもやっていたのを忘れてました。しかし真の問題はここからでした。

いちいちゲーム起動の前に JoyToKeyを起動するのは面倒なので、スタートアップに入れ「管理者として実行」のプロパティを入れることで、前PCでは Windows起動とともにJoyToKeyはスタンバイしてたのですが、同じようにやっても JoyToKeyが動く気配がありません。といっても、同じようにスタートアップに入れた他のソフトはきちんと起動しており、どう考えても管理者モードでの起動をスタートアップでさせることに問題がありそうです。

どうにかできないかなあと思って調べていたら「Windows10 - 管理者権限が必要なアプリを自動起動(スタートアップ)」なんていう素敵な情報が。単純にショートカットアイコンをスタートアップフォルダに入れるのではなく、タスクスケジューラで起動するという方法でした。言われた通りに設定して、Windowsを再起動したら無事に JoyToKeyも起動するようになり、PSO2でも反応するようになりました。

ターゲットロックできない!

さてでは慣らし運転も兼ねてクエストに行ってみようかなあ…と思ったとき、フレンドさんから Wisが飛んできました。「トリガーのメリクリやりませんか?」というのです。昨年のメリクリのコレクトファイルが3枚ほどまだ終わらずにスペースを圧迫していたので2つ返事で参加させていただきました。

そこで色々やってて操作感覚の異変にまたしても気づきました。エネミーをターゲットロックできないのです。これには閉口しました。エレナはこの時ガンナーで、ターゲットロックできなければチェイントリガーをきちんと撃ち込むのがかなり難しくなるからです。

何度やっても反応せず、それでも何とかクエストは回れたものの、さすがにおかしいのでその後 色々試してみました。そして設定を一つ思い出しました。ターゲットロックについてはオプションで「ワンプッシュ」か「ホールド」を選択するんですよね。これが「ホールド」になっていました。つまりターゲットロックボタンを押している間しかロックされない設定になってたんですね。
最初にログインできたときに、オプションは一通りそれまでの自分の設定に戻したつもりだったのですが、どうも設定が足りていなかったようです。

こうしていつも通りの操作感覚をようやく取り戻したのでした。

やっぱりPCが新しくなると良いですね

というわけで、ようやくそれまでと同じような環境になった新PCです。
スペック的には「Core i7-7700HQ・メモリ16GB・GeForce GTX1060 6GB」となっています。ランク的には「ミドルエンドの上の方」ぐらい? …GTX1060は「スペック的に中途半端」という辛辣な意見が多い方ですが、ことPSO2に限るなら、その一つ下の GTX1050i でも充分と言われてるので、割とオーバースペックな方です。一応他のゲームを試すのもありかな…ぐらいの(ごほごほ

もちろん画質6で、表示するモデル数を最大の50にしても小揺るぎせず、冷却ファンが唸りを上げることも殆どありませんでした。併せて OBS Studioによる動画配信をしても CPU負荷が50%行かないぐらいっぽく(前のPCでは80~90%ぐらい行ってました)、メモリ的にも枯渇することはとりあえずなさそうです。メモリ8GBだと動画配信もすると かーなーりーギリギリだったんですよねえ。

5年とは言わないけど、先代と同じく4年は頑張ってねと声をかけているところです(笑)。