Moonlight Dream

PSO2で過ごした日々をのんびり書き綴っていければと思っています。
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レンジャーというお仕事 (3)

結局すぐ殴っちゃうけど…
エレナは法撃職に専念しています。とはいうものの、殴りテクター時はサブクラスをブレイバーにしている都合から、テクターでも装備可能な『リカウテリ』を一応サブ武器として持っています。テク職で装備可能なことから、装備時に法撃力が上がる強弓です。

基本は強弓に持ち替えてバニシュアロウを突き刺したところにテクで追撃する感じです。ちょっとおもしろい使い方ですよね。…テクターの戦力増強を考えると、いずれはブレイバーのレベリングも必要になったりして?

ではレンジャーに関する記事は大詰め、特殊弾の話になります。


ここまで触れずにいた特殊弾について、ようやく書くところに辿り着きました。なかなか長かったですね…。でも「ウィークバレット」を貼るだけでなく、そこに効果的なダメージを与える手段も持ち合わせているレンジャーですから、立ち回りを考えることは決して無駄ではありません。

というわけでここで書こうとしている特殊弾とは
「ウィークバレット 」 (長銃用 脆弱化弾)
だけではなく
「バインドバレット」 (長銃用 バインド付与)
「ミラージュショット」 (大砲用 ミラージュ付与)
「パニックショット」 (大砲用 パニック付与)
「ジェルンショット」 (大砲用 ジェルン付与)
も含んでいます。

ただまあ主役が「ウィークバレット(以後、WBと略記もします)」であることは変わりません。というのも残りの特殊弾は状態異常を付与する効果で、ボス相手にはあまり効かないことが多く、ボス以外だと状態異常にするより倒したほうが速いためあまり重要視されていませんでした。昨今は耐久力の高い雑魚エネミーも増えてきているため、意味が無いということはないという意見も聞こえるようになりました。

特殊弾の装填には幾つか注意点があります。
  • 装填した特殊弾は通常攻撃ボタンで発射します。つまり特殊弾装填中は通常攻撃が出来ません。攻撃したければPAなど別の手段を使う必要があります。
  • 武器を持ち替えた場合、特殊弾は破棄されます(同じ武器でのパレット切替は大丈夫です)。ただし「バレットキープ」が有効な場合、長銃と大砲は相互に持ち替えても特殊弾を破棄しなくなります。
  • ひとりが装填できる特殊弾は1種類だけです。別の特殊弾を装填すると、前に装填していたものは破棄されます。「バレットキープ」により特殊弾を破棄せずに持ち替えた場合もこれは同様です。長銃と大砲の双方に特殊弾を装填は出来ません。
  • 特殊弾の装填をすると、その時点からクールタイムが始まります。これが終わるまで再装填は出来ません。もし特殊弾が破棄されてもクールタイムは残ります。
WBについてはもうひとつ注意事項があります。
  • どんなに巨大でも1体に貼れるWBは1ヶ所だけです。既にWBを貼っている相手に貼ろうとした場合、先に貼っていたほうが剥がれます。
Ep5でレンジャーはバランス調整を受け、WBは最大弾数が6発、それ以外の特殊弾は最大弾数が4発に増えました。またWBを貼った時のダメージ倍率は、1.2倍に下方修正された代わりに(これはEp5以前、一部のレイドボスなどが持つWB耐性ありの場合の倍率への統一という意味があります)、貼った場所に「ウィークヒットアドバンス1・2」が乗るように変わりました。
下方修正されたものの、やっぱりボス戦ではWBあったほうがダメージは増えますし、レンジャーであるならダメージ増強のためになおのこと貼るべきといえる…それが最新の状況かなと思います。

レイドボス相手にレンジャーが何人かいる場合、意志が統一されていないとWBを貼る方針がバラバラになり WBの無駄な貼り合いになりかねないということですね。最近は野良でやっても、WBを貼る方針は割と統一されている印象です。それをまずは幾つか書いてみます。

エネミー名が2つある場合、1つ目が原種の名前で、2つ目はレア種の名前です。原種は時々 二つ名が付いたものが出現し、普通の原種より強くなります。二つ名が確認されているものは原種名の前にかっこで囲んで付記しています。

最近、この緊急少ないですね
(禍骸)ファルスアーム

ダークファルス【巨躯】のレイド緊急の前哨戦(最初30分)で戦う相手です。1回はクリアしないと本体戦に参加できません。
前哨戦で一定数を倒さなければ本体戦に移行できないとされていますが、まずそこで失敗することはありません。かつて「敢えて難易度を上げる」とアナウンスされた緊急があり、その時は前哨戦30分で見事に終了し、本対戦のクエストが出現しませんでした。
今はフィールドを選ばず Eトラにより単体で出現することがあります。戦い方は緊急のときと全く同じです。

指先が部位破壊可能で、それによりアイテムドロップ数が増えます。…が、基本的に前哨戦の役割は「数をこなしての経験値稼ぎ」の側面が強く、手首の根本に貼って速く倒すほうが良いでしょう。難易度が上がると WBなしでのクリアにはやたら時間がかかってしまいます。

採掘基地防衛戦:絶望でも出現し、その時の二つ名が付く場合は「禍王」となります。

臨戦態勢
ダーク・ファルス【巨躯】

今となっては最古参のレイドボスですね。
ショックの状態付与でダウンさせ、伸びてる腕を全てこちらに投げ出します。ショック状態になるたびに耐性が付くため、1回のクエストでダウンは4回…出来て5回が限度です。

まずは腕4本の破壊を急ぎます。伸びてきた腕に貼って集中攻撃です。4本破壊すると「面白い、面白いぞ烏合」という台詞とともに腕を全て再生して、後半戦に突入します。

後半戦では破壊できる腕(8本ある)の全壊がかつてはセオリーでした。ただこれによるアイテムドロップの差異は無いということで、今は速く倒すほうが優先される傾向が強いです。この場合は皆が攻撃できるところに貼って、とにかくダメージを与えることを優先でいいでしょう。伸びてきた腕か本体中央部が貼る場所の候補になります。貼ったところにみんな攻撃してくれるはずです。

特に「耐えてみせよ、破滅の一撃」の声とともに放たれる薙ぎ払いレーザーは、正面(コアの真下)に密着すればダメージを受けないので、実は最大の攻撃チャンスだったりします。目の前のコアに貼って攻撃で良いでしょう。ただしジャンプするとレーザーに当たるので注意ですね。

腕の全壊を狙う場合、以下の点に注意する必要がありました。あくまで後半戦(再生後)での話で、前半戦では突き出してくる腕はどれも壊せます。
  1. 左右ともに一番下の腕は破壊できません。どちらかの腕3本を突き出す攻撃(「良きたぎる闘争よ」)では意地悪なことに腕をクロスさせています。真ん中が破壊できない腕になっているので注意しましょう。
  2. 左右ともに上の腕2本(計4本)はダウンさせた時しか攻撃できません。従ってショック状態にしたら、最優先で左右両端に投げ出される上の腕破壊に走る必要があります。腕全壊のチャンスが減ってしまうため前半戦でショック状態にしてはいけません。
  3. 破壊できる腕以外の場所に攻撃してしまうとダメージ過多となり、腕全壊の前に DF自体を倒してしまいます。だから胴体部分に攻撃なんか絶対にしてはいけません。破壊できない腕のみ伸びてきた時も同様に攻撃は控えなければなりません。
特に火力が高い昨今は 3つめの注意事項が問題になりそうですね。今は参加者全員で予め打合せていない限り、腕の全壊に挑むことは無いかなあと思います。

炎氷雷の3面相
アポス・ドリオス
アポストル・トリッツァー (レア種)

ダークファルス【敗者】のレイド緊急の前哨戦で戦う相手です。1回はクリアしないと本体戦に参加できません。
倒すたびに画面上部のパーセンテージが上がり、これが100%になる前に30分経過してしまうと、本体戦で偽物が出現する失敗クエストになってしまいます。まあ今は滅多に失敗しないです。

前哨戦での討伐数が、本体戦でのアイテムドロップに影響します。これは4体まで有効であるため、前哨戦で4体倒すことが各員の目標になります。時間が無い時やメンバーが集まらない時は難易度を下げて速攻しても問題ありません。ただパーセンテージの上がりはクリアした難易度に比例します。

パニック状態にすることでスタン状態にして攻撃チャンスを作れます。

WBを貼る箇所は本体中央か尻尾の先になるでしょう。どちらも後方から狙ったほうが当てやすいです。何本か生えてる腕も部位破壊は可能なので、そこに当たってもそのままでいいかなあ。気になるなら本体中央に貼り替えてもいいでしょう。
HP半分のアナウンスが流れたら、フィールド中央に移動して無敵状態になり、フィールド4隅に柱を生成します。これを時間内に全て破壊するとダウンを奪えるので、遠慮なく柱にWBを貼って破壊を支援します。ダウンしたら上に登ってお腹(本体中央とも言います)にも貼りたいので、その分も確保はしておきたいです。

ドーンと登場
ダーク・ファルス【敗者】

台詞がいちいち面白い方です。ただ倒すのは決して楽ではなく WB無しだとかなり苦しくなります。難易度XHだと12人レイド全滅なんてことすら起きたりします。HPが減るのを契機に2回 時間を止めての剣投擲があり、これが戦闘の節目になります。

ミラージュ状態にすることでお腹の蓋が開いて、中の時計が露出します。これを破壊すると蓋が開きっぱなしになり、そこが弱点となります。時計が露出したら WBを貼って破壊を支援しましょう。ただし、難易度XHの場合 この時計に防護膜がかかってダメージを与えられません。

防護膜を取り除くには両肩に隠されているコアを両方とも破壊する必要があります。隠された肩のコアを露出させるには、腕(手首)の破壊が必要なため、難易度XHではまず手首に WBを張ります。ここが破壊されて肩のコアが露出したら そこにもWBを貼りましょう(壊しきれなかったら腕破壊からやり直します)。これを左右ともにこなしてからお腹に当たりましょう。
肩のコアを破壊するとダウンして中央のコアが露出しますが、ここには攻撃しないほうがいいとされます。それはダメージの蓄積により加速状態になる可能性が高くなり、こちらが攻撃をしづらくなるためです。

時間停止攻撃を仕掛けてくるときは、投げてきた剣にWBを貼ってもいいでしょう。ただ貼らなくても今は大体破壊出来ている気はします。ただ2回目の時間停止で、難易度XHの場合のみ剣を2セット投げてそのたびに時間停止させるので注意が必要です。野良でも今は前方に皆が集まり確実に剣を壊して安全地帯をひとつ確保する流れになっていますね。

1回目の時間停止後は、マントに付いている4つの宝石と その真ん中にあるくちばしがターゲットロックして破壊可能になります。

宝石は壊すたびに【敗者】の攻撃を弱体化出来る他、アイテムドロップが増えます。4つ全部壊すと上部コアの防護膜が取れて攻撃可能になるようなのですが、そこまでやるケースはあまり見かけないですねえ。

くちばしを破壊するとダウンして中央コアが露出して大ダメージのチャンスです(これで露出したら遠慮なく叩いてよろしいかと)。こちらは狙っている人がいたらWBを貼って支援したいですね。

ただ宝石もくちばしも身体を潜行していない時は近接攻撃が出来ないため、貼っても誰も攻撃してくれないという可能性はないではありません。そんな時は時計破壊済みなら そこにWBを貼って速く倒すように支援したほうが良いでしょうね。

BGM、良いですよねー
ダーク・ビブラス
ダーク・リンゼス (レア種)

採掘基地防衛戦で熱いBGMとともに出現するレイドボスです。
弱点が何ヶ所かあるため、それに応じたWBの貼り方があります。

まず頭部にコアが露出しているのでそこに貼るパターン。角が邪魔なので先に角に貼って破壊するほうがいいかもしれません。というかコアに貼ろうとしても角や、折った後の根本に当たることが多いので、コアに貼りたいときは注意して下さい。

ただ、頭部は空中戦が出来なければ近接職は攻撃しづらいです。そこで脚にダメージを与えてダウンさせる事を考えてもよいでしょう。脚にWBを貼って集中攻撃すれば割と簡単にダウンを奪えます。またパニック状態にすることでもダウンさせられます。

それから腹部は最初弱点部分が羽根に守られています。羽根を破壊すると弱点が露出するため、これを狙ってWBを貼っていくのもよいでしょう。羽根は左右あり両方共破壊すると飛行能力を封じることが可能です。

レンジャーいなかったら抜ける人も多いですね
マガツ (前哨戦)

ハルコタンのレイドボスです。1回は倒さないと本戦に参加できません。またシステム的に30分内で最大4回までしかクリアできません。高難度だと WBなしではクリアが難しくなります。

開始直後は両膝の破壊を目指して WBを貼ります。

両膝を破壊してダウンしたら、お腹を守っている手に WBを貼って集中攻撃。そうすると弱点となる腹部に攻撃できるようになります。ここは「破壊すると足場になる→足場に乗った目の前が部位破壊可能」という流れになるので、足場になるまでWBを貼り、足場ができたらその目の前の赤い部分(顔になってます)にWBを貼ります。破棄できれば黒ずんだ状態になります。

この方式で壊せる場所が左右の肩(肘?)と胸にもあります。腹部を破壊したら、次は肩部分を同じ手順で部位破壊し、最後に胸も同じように部位破壊するという流れになることが多いです。

…ていうかどこもかしこも顔ばっかりで、なんというか不気味なデザインですよね。

拘束攻撃が成功してダウンさせた時は、氷の足場を登った先にある弱点部分に遠慮無くWBを貼りましょう。2回貼るぐらいの時間的余裕があります。

首尾よく行けば胸に足場を作って破壊する頃には音楽が勇ましいものに変わり、戦闘も最終盤ということになっているはずです。胸の部分も破壊が完了したら、あとは同じ場所にWBを貼ったり、周囲の壊れていない顔に貼ったりと、人によって色々です。とにかくダメージを与えることが必要なので、WB貼られたところにみんな攻撃を集中させるのが常ですね。

未だに失敗するときは失敗します…
マガツ (本戦)

A.I.S.に乗っての本戦においては、サブパレット2番に「ウィークバスター」というのが実装されており、つまり誰でもWBが貼れちゃいます。その注意事項は一般的な WBと同じです(つまり1ヶ所にしか貼れない等)。
膝はまだしも他部位は無理にターゲットロックせずに肩越し視点で狙ったほうが早いですね。WB無しだとやはりキツイ戦いになるので、攻撃する部位には貼りたいところです。

前哨戦の時と同じようにまず両膝にWBを貼りつつ破壊し、後は胸や腹に貼ってフォトンセイバーや裏パレットのフォトンラッシュで斬りまくるという感じ。ジャンプボタン押しっぱなしでずっと上昇できるので、高度を合わせて「えい!」という感じで。
サブパレット1番の「フォトンブラスター」も防衛戦の時と違ってうまくやれば3回撃てるので使いきるつもりで。

1体目のマガツ・シガンは打撃耐性が高いため、フォトンセイバーで斬るより、裏パレットのフォトングレネードを撃ちこんだほうが良いとされます。

2体目のマガツ・ヒガンは逆に射撃耐性が高いため、フォトンセイバー/フォトンラッシュで積極的に斬ります。これ相手にはフォトンブラスターも威力が激減するので撃たない方向で。

3体目、金色のマガツ・サイは両膝・両肩・頭部の5ヶ所を破壊しないと、腹部にダメージを与えられません。腹部にダメージが与えられるようになったら、そこに集中攻撃です。フォトンブラスターを撃ち込めるなら是非。

まだまだ出るみたいです
(轟角獣)ガル・グリフォン
グリフォン・ゲルス (レア種)

前作PSOからの出張組です。今のところレイド緊急でしか出現していません。
ショック状態にすることで怯ませることが可能です。

4本の足を全破壊するか、飛行中に翼を左右どちらか部位破壊するとダウンを奪えます。なのでそこにWBを貼ると攻撃チャンスを増やすことに寄与できます。
あとは頭に生えている角2本にも貼って破壊を支援することが多いですね。



レイドボスにレンジャーで行くのはかなり緊張しますね。どんな要領でWBが貼られているかは分かっていただけたでしょうか。

味方が攻撃できないところに貼るのはイマイチなので、どうしたら良いか迷ったら確実に誰でも攻撃できるところに貼ったほうが良く、空中戦が得意な誰かが高度のある弱点などに攻撃しているのを見たら、そこにWBを貼って支援する…という感じになるかなと思います。

自分しかWB要員がいない時は、失敗するとかなり苦しい気持ちになりますよね。なんかうまく貼ってくれる人に感謝したくなりますよね(笑)。分量が激しく多いので、またまた記事はここで切ります。ここに挙げていない相手への WBについては次記事で。