再誕の日を超えて (注意:Ep2ネタバレあり)
何度見ても、このEトラには複雑な気持ちにさせられます。
それまでの日常なんてあっという間にひっくり返っちゃうんだなーみたいな? …と同時にゲームのシステムを上手く使った演出に「なるほどなあ」と感心もします。
あ、ええと、本記事はそこまで露骨にはしないつもりですが、Ep2のネタバレ記事になります。自力でマターボードを攻略しようと思っている方は、本文は見ないことをお勧めします。間延びして、ただひたすらダルかった Ep1マターボードを全て切り抜け、ようやく辿り着くこのストーリークエストは、今をもってしても なお最大最長で盛り上がる内容です。要所要所に自動セーブポイントがあり、不覚を取ってもやむを得ずログアウトする事態になっても、セーブした所から再開可能になった初めてのクエストでもあります。
…とはいうものの、初めてこのクエストに手をかけたら…途中で中断なんかしてる場合じゃないですよね。このクエは時間に余裕がある時に始めないと後悔します、うん。
ここで流れるBGMではマザーシップのマップでしか流れません。ストーリーで聞くしか無いかなあと思ったら、この直後にマザーシップを舞台にした常設の期間限定クエストがあり、誰でも普通に聞けたりしました。今は緊急クエスト「闇のいざない」で聞く機会があるぐらいですか(あとはサントラにMDが付いているので、エレナはマイルームでいつでも聞けます)。
Ep4の最新ストーリーで、シエラはプレイヤーキャラクターのことを「どーんなときでも諦めなかった人」と言ってました。「諦めなかったこと part 1」が Ep2の このストーリーということになります(part 2は Ep3です)。
ここに来る過程でも「そうそう! それをやれば良いのよ!」と喝采したくなるような、ささやかな…でも重要な歴史改変を幾つか果たしました。その上で、これまでのダルさを吹き飛ばす急展開に驚いたプレイヤーは多かったはずです。
何度も繰り返されると胃にもたれますが、最初にやる分にはドキドキの展開ってことになりますからねー。これまでは見ることができなかったキャラクターたちの表情が見れたりもしますし。人気投票でヒューイがトップに立った最大の要因は間違いなく、このクエストでしょう(これ以降のストーリーでも、ヒューイはひたすらオイシイところ持ってきますが)。
色々言われることの多い PSO2のストーリーだけど、この言葉にこめられた優しさと暖かさは、音声があってこそ、声優さんの力量あってこそ、でしたね。声優さんの力量ということで言うなら…
真骨頂はこの人でしたが。このまま退場させるのは勿体無い…と思った人、開発の中にも多かったんだろうなあ(笑)。
Ep1は途中かなり展開的に間延びしていましたが、何をやっていたかを冷静に振り返ってみると…
全てこれのためだったと言えるんですよね。あまりに長期間に渡ったため忘れそうになりますが、Ep1とは「壊れた武器のパーツを発見し修復したが、それを奪われてしまい、封印を解くのに使われて【巨躯】復活」という展開なんですよね。あの長いストーリーも結局まとめるとこれだけになってしまう…というあたりが「間延びした」という印象を与えてしまうのは、もう弁護の余地がありません。
ただ確実に超重要キーアイテムとして、この杖が君臨するのは間違いありません。だからこそ Ep3のエンドロールで、これまでのストーリーを思い出した人が、ほろりとも来るんだろうなあと思います(掛かったリアル時間を思い返して、ほろりと来た人もいそうですが)。
とりあえず姉さんもレベルカンスト済みなので、戦闘自体はとても楽々。
WB→ワンポイントでほとんど瞬殺でした。ワンポイントってこんなに使いやすいPAでしたっけ(笑)。ああ、でも、よくよく考えると、esではワンポイントが最初の主力PAでしたねえ。
ただ、ファルス・アンゲルがなかなか倒せないって声があり、その後のストーリークエストではエネミーの強さが少し絞られたのでしたっけ。あ、これを抜けたということは、姉さんも【敗者】の後、追加ストーリーを見る権利が付いたことになりますね。
そして、ようやく明かされる10年前のこと。
もっとも……本筋ストーリーよりも脇道に逸れた方が面白すぎるんですよね。それこそ多くのプレイヤーが忘れかけていた話が掘り起こされるので(笑)。ともあれ本筋の方は…
ああー、そういうことー? みたいな。ここは Ep1・Ep2・Ep3と各エピソードで来ることになる重要スポットですね。
Ep2を最後まで見てから、Ep1見返すと かなり感心するぐらい色々伏線張ってたことに気づきます。シナリオライターの能力…というより日本語スキルには多大な難があることはもう否定しても仕方ないことなのだけど、Ep2を終わらせてから見返すと、Ep1の色々なシーンや言葉の節々にかなり意味のあるものが散りばめられてると分かるので、Ep1を全てダメダメというのはちょっと勿体無いんですよね。
惜しむらくは、そう思い返すのが困難なぐらいリアルでは時間が掛かり過ぎたことと、散りばめすぎて全部見るのが大変だということですね。クエスト中のイベントの他、節目節目で切り替わるNPCとの会話メッセージとか。テオドールが急に人が変わった理由、私は最初分からなかったんですよねえ。
なので全てのエピソードが揃った今の状態から始めた人なら、もう少し鮮明な記憶の中で Ep1のことを思い出しながら、Ep2も楽しめr……いや、やっぱり Ep1がダル過ぎて記憶がどれだけ残るか微妙な気がする(笑)。なので、Ep2見たら もう一度 キャラ作って Ep1見返してみると ニヤニヤできるのではないかと思います。
さりげなく、こういう仕込みもするし…
このラストショットなんか、もうどうしよう…って言いたくなるような不思議な幕引きですよね。マトイの話は Ep3まで続くので、「ひとまず収束!」みたいな?
レベルカンストして、装備も揃っていれば Ep2のストーリークエストで苦戦することはないはずなので、そこも安心です。
この頃、まだ出始めたばかりのダーク・ビブラスとも一騎打ちをさせられて「ひぃー」となったのをちょっと思い出します。これが出た当初、武器の最大レアリティは★12だけど、まだそんなに数はなく メインは★11でしたからねえ。
そういえば姉さんはまだ『アーレスライフル』を使っているのですが、ずっと属性値20のままだったことを忘れてました。道理で思ったより火力が出ないわけでした。ここ最近のアルティメットクエストでやたら増えたアーレス石を使って属性値60にしたら、だいぶ安定するようになりました。…まあギクス長銃が強化待ちではあるのですがー…。
あと、ここまで徒手空拳でずっとやってきた主人公が初めて武器を持った瞬間でもありました。まあどんなクラスでもプレイできるストーリーなので、誰でも装備できる銃剣になったのは順当なところ。Ep4では全クラス装備可能な武器を手にするようになりました。
本当はその時実際に装備してる武器で応戦してほしいんだけど、そうすると銃とか導具や奏具でガードするシーンが出かねないから困るのだろうなとは理解はしています。もっとも、カスラなんかフローレンベルクで思い切りガードしてますよね。まあ、テク使用者はその後リングでパリング出来るようになったから、まだ説明もつかなくはないかなー?
(注:銃剣もガードは出来ません)
ともあれ、このクエストも問題なくランクSクリア出来たので、称号でフォトンブースターはきっちり頂きました。エレナでクリアした時は、まだその称号が無かったので、フォトンブースターをもらっていなかったのです。