突然ゲームのウィンドウが非アクティブになる(PC版のみ)
ここ最近 PC版をプレイしていて、気になる現象が多発していました。
それが「突然ウィンドウが非アクティブになる」というものです。そうなるとどうなるか?というとこちらのパッドなどの操作をゲームが受け付けなくなり、ウィンドウ上で自分が棒立ちになります。レイドボスとかでこうなると目も当てられない惨劇が続くことにもなりかねません。
これは少し待って復帰することもありますが、基本的には自分でマウスを使ってゲームのウィンドウをクリックすることで、復帰させるしかありません。酷い話です。
それにしても、これここ最近起きてる現象であり、何か原因があるはず…と思い 軽く Googleさんに聞いてみたら、あっさり理由と対処方法が分かりました。つまり調べればすぐ分かることなのですが、情報として記事にしておきます。
2016年9月28日追記
本記事はかなりアクセス数が多く、気になっている人がたくさんいることが伺えます。Windows10への移行キャンペーンが終わった今、この記事に書かれているようなことが参考になるかどうかは若干不明なのですが、一つ進展があったので、それはここに書いておきます。
Windowsの更新プログラム KB3184143 が本記事でやり玉に挙げている「GWX.exe」を停止させるものだとのことです。私が見たときは、この更新プログラムはオプションの中に入っており、自分の意志でインストールすることを選ぶ必要がありました。
私自身は本記事で挙げている KB3035583 をアンインストールし、以後インストールしないようにしていたため、KB3184143 を入れたらどうなるのかちょっと分からないのですが、とりあえず入れて様子を見ています。今のところ悪影響は感じられません。
本記事を読んだ方が入れるときは、ええと自己責任でお願い致します。
2016年11月16日更に追記
GWX絡みの話は収束したと思うのですが、まだ非アクティブになるんですよねえ。そこでもう少し原因が無いか探ってみたら「McAfeeを使っているとアクティブウィンドウのフォーカスが外れる現象が解決した」という記事を発見しました。
あくまでセキュリティソフトとしてMcAfeeを使っている時限定の情報ですが、私はこれを使っていたので試しに mcsmtmsgのエントリを削除してみました。といっても普通にやろうとしたら「削除できない」と言われました。多分 McAfeeが動いているからで、しかも止めるのは難しいだろうと判断し、セーフモードでWindowsを再起動してもう一度やってみたら、サクッと削除できました。
これにより、勝手にウィンドウが非アクティブになることはなくなったように思います。特に不具合も起きていません。ただし、McAfeeのデータをアップデートすると、予想はしていたのですが mcsmtmsgエントリが復活しており、それに伴ってウィンドウが非アクティブになる現象も再発しています。McAfree側はこれどうにかすることは考えてないみたいなんですけど、正直何とかして欲しいですね…。
この方法はレジストリを弄ることになるので、その意味ややり方のイメージが湧かない人はやらないほうが良いと思います。これについても試行するなら自己責任でお願い致します。
というわけで、その原因ですが、ずばり Windows10です。
うん、短絡的すぎましたね。もう少し説明しましょう。
WindowsVista・Windows7・Windows8.xの人は今回無料でWindows10にアップデートが出来るようになっています。PC起動時とかにそんなポップアップがでている人多いはずですね。
ちなみに「アップデートしたほうがいいのか?」と時々聞かれるのですが、これも悩ましい質問です。定説としては、Windows7 であれば無理にアップデートする必要はないが、Windows8 ならアップデートしてもいいんじゃない?という感じのようです。もちろん普段自分が使っているソフトがWindows10に対応していることが大前提です。ちなみに PSO2は既に対応しています。
私は Windows8.1ですが、まだアップデートするつもりはないです。
特に困っていないからというのが理由です。
まあただね、そんな理由はさておき、このポップアップを出すためのソフト…これがウィンドウを非アクティブにしている犯人だということが分かっています。なので、これを止めることが出来れば、不愉快な現象ともお別れできます。
そのやり方は具体的には こちらをご覧ください。
http://stknohg.hatenablog.jp/entry/2015/06/03/030514
「"Windows10を入手する"のアレをキレイに削除する方法」
要するに GWX.exe というのをアンインストールすれば良い、ということになります。このファイルは Windows Update の KB3035583 というので提供されたものであるため、これを消せば良い…のですが、既にこの実行用ファイルはバリバリ動いているから、忌々しい現象が起きています。従ってタスクマネージャを使って、既に動いている GWX.exe を止めてから、アンインストールする必要があります。
またただアンインストールするだけだと、次の Windows Updateのチェック時に再びインストールされてしまいかねないため、もし一覧に出てきたら「非表示」にして二度と勝手にインストールされないように細工します。
これで快適なプレイがまた楽しめるようになるはずでしょう。
ただし、ここに書いたことをやるということは、無料で Windows10にするチャンスを潰すということでもあります。なので「そろそろアップデートしようかな」という気になった場合、このアップデートの非表示を解いて、再びインストールする必要があるでしょうね。
一応、無料アップデートはキャンペーン期間中のみ出来ることなので、あんまり放置すると お金を出して買わないと Windows10 には出来なくなります。なのでそんなリスクがあってもいいという場合のみ、この手順を実施する必要があるでしょうね。
え? わたし? もちろん何のためらいもなく KB3035583 は抹殺しました。
勝手にウィンドウが非アクティブになるというのは本当に不愉快です。Microsoftには猛省を求めたいですね。宣伝したいのはよく分かるんだけど、それでユーザーの使い勝手を落としてどうするんでしょうね。正直、これはバグと言って良いレベルの現象だと思います、はい。