Moonlight Dream

PSO2で過ごした日々をのんびり書き綴っていければと思っています。
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サイキ装備クラフトの覚書

東京の街中は狭いですね
2016年夏の報酬期間があっという間に過ぎ去りました。
皆さん、いっぱい散財されましたか?(笑)

今回は前回の報酬期間で出来なかったことを幾つかやれたのですが、あっという間に資金は溶けていきました。それでも全員分の防具について能力付けの見直しは出来たので、ひとまず落ち着きました。しかし防具(ユニット)のドロップって、なんであんなに渋いんでしょうね…。出てもスロ無しとかだったりすることも多く、時々グッと来ます。

そんな感じでエリスは自分の防具強化用にトウオウソールの付いた防具を探そうと思って東京行って、見ての通り トレイン・ギドランに追い回されてました。その後、結局防具はマイショップで買って、それを素材にして強化はひとまず完了しました。

ただそれで気が緩んだのか、エリスはどうも最近死にグセがついており、ライブ配信でも無様を晒しまくっています。ジャストガードが出来る武器に慣れてしまい、飛翔剣での回避タイミングを読み損ねている…とか言い訳は出来なくはないけど、要するに未熟ってことですね…。

さて、本文では記事タイトルの通り、サイキ防具のクラフトについて書きます。どちらかというと、私自身の備忘録的なものです。


サイキ装備については、もう今さら語ることはないはずですが、白ノ領域のボス ギグル・グンネガムと、そのレアボス グンネ・ギンナガムからドロップする★11防具です。非常に高い防御能力がある他、3部位揃えた時のセット効果に依るPPブーストが非常に強力で、初出から随分時間が経っていますが、未だに現役バリバリの防具です。

ただ、現状ではサイキ防具についてはクラフトした方が使い勝手が良くなる、と言われます。私の場合は兄が防具クラフトを一通りこなしますが、やはり依頼される防具の大半はサイキ防具だったりします。

加えて、最近は防具クラフトのことを聞かれることも多かったため、その注意事項やポイントを抑えた上で費用などについての覚書を書いておこうと思います。費用に関しては防具が何になっても変わりありませんので、サイキ防具以外の場合の御予算見積もりにも使えるはずです。

まずは防具クラフトについて

新世武器が登場した結果、武器クラフトはほぼほぼ死にかけていますが(★10以下の武器を★11相当ぐらいにはできます…でも現状、武器のメインストリームはどう考えても★13ですねえ)、防具クラフトの方は上にも書いたとおり、今も使われている強化手段です。

防具クラフトは部位ごとに行いますが、サブユニットはクラフト出来ません。
打撃/射撃/法撃の3ルートがあり、そのクラフト強化段階はEx1~Ex10の10段階です。つまり各部位ごとに最低でも10回はクラフトできるし、クラフトを始めたのであればEx10を目指すべきでしょう。そのルールは武器と似通っていて、以下の様な特徴があります。
・オーナー登録され取引不可になる
・今と同じか +1したクラフトが可能。(最初はEx1のみ)
・クラフトすると前のクラフト結果は御破算になり全て上書きされる。
・同じExレベルでクラフトすると大成功の確率が上がる。
・打撃防御/射撃防御/法撃防御はクラフトのたびに選択出来る。
・装備条件、防御力、HP/PP上昇、耐性値がクラフト専用の数値になる
・セット効果はそのまま残る

装備条件はかなり高めになる傾向があるため、装備条件緩和のアイテムを併用するなどしないと、「今まで装備出来たものが装備できない」ということも起こり得ます。クラフト結果をよく確認して下さい。防御力については、最終的にEx10まで上げれば★11防具と同程度の非常に安定した防御性能になるため、基本的にEx10を目指すべきと言えるでしょう。

そして、HP/PP上昇や耐性値がクラフト前と全く違う(殆どなくなると思ってよいです)ため、いざクラフトするとHPやPPが下がったーということになりかねません。HP/PP上昇は防具のデータを見ても分からない裏パラメータなのが厄介です。

そこで出て来るのが「特化クラフト」です。Ex3/8/10で通常のクラフトの他に選択できます。すると通常のクラフトより高いHP/PP上昇や耐性値上昇が得られるのです。基本的に防具クラフトはこの特化クラフトをするのが目標です。

どんな差になるかというと、以下の様な感じ。防具クラフトをするときは、クラフトするたびに以下のどれにするかを自由に切り替えながら選択できます。以下の表は防具の種類やExレベルに関係なく全て同じ数値となります。
打撃防御HP30・PP1全耐性 0
打撃防御【HP】HP100打撃耐性+4
射撃防御HP20・PP2全耐性 0
射撃防御【PP】PP10射撃耐性+4
法撃防御HP10・PP3全耐性 0
法撃防御【属性】HP30・PP3法撃耐性+4
全属性耐性+4
【】が付いているのが特化クラフトです。明らかに違うということがお分かりになるかと思います。ただEx3で特化クラフトをしても、それはあくまでEx3でしかなく、その後 Ex4にしたら 特化であろうと Ex3の結果は全て消えて上書きされます。そう考えると、Ex10で最後に特化しよう…という気分になるわけです。ただし相応に高価な素材が必要になるので、クラフト自体にかかる費用も含めて財布の中には注意しなければなりません。

ちなみにサイキ防具がどんな風な数値データなのかをまとめておきます。クラフトすると、下表の数値は全てリセットされ、クラフト時に選択した種類に応じた上表の数値に置き換わるわけです。
リア/サイキホウヨク
アーム/サイキソウ
レッグ/サイキショク
HP50打撃耐性+4
射撃耐性+4
氷耐性+8
すなわち、3部位ならHP+150だったのが失われ、通常のクラフトであればどんなに頑張っても +90にしかならず、特化であれば最大でHP+300まで出来るわけですね。HP特化を2部位以上しない場合、クラフト前よりHPが下がってしまう点はちょっと注意したほうがいいかもです。
耐性値は通常のクラフトであれば全て失われ、特化クラフトの場合はそれに応じて多少増えますが、氷耐性は諦めるしかありません。…正確に言えば、属性特化クラフトすれば氷だけでなく全属性+4できますが、3部位全部そうしたとしても+12で、クラフト前の氷耐性は取り戻せません。更にいうと…3部位属性特化にするということは、クラフト前と比べて 打撃耐性・射撃耐性は完全に消失することを意味します(代わりに法撃耐性は+12になりますけどね)。個人的な結論としては、HP特化・PP特化を選ばずに全て属性特化にするのはメリットがあまり無いかなあ?という気分でもあります(止めはしませんがー)。

なお、サイキ装備は3部位揃えると、セット効果として「打撃+60、射撃+60、法撃+60、技量+80、PP+25」が付くようになります。これについてはクラフトしても変わらず得られます。だからPPに関してはかなり潤沢なままとなります。

防具クラフトは元の防具の特徴を殆ど削ぎ落としてしまいますが、セット効果は残る…というのがポイントでもあります。これを見据えて、どの防具をクラフトするかが決まると思います。セット効果が見込めないものや、単体で元の特性がかなり優秀なものは敢えてクラフトする理由はないとも言えるでしょう。

エレナは今はサイキ防具を使っていませんが、エリスとエラン姉さんは使っています。特化のパターンとしては、HP特化+PP特化×2にして HP+100・PP+20 という運用をしています。
HP特化×2+PP特化なら、元のサイキ装備の上位互換っぽくはなりますね。全部HP特化、全部PP特化で依頼されたこともあります。
要は自分の好きにしていいのです。同じExレベルの上書きは可能なので、素材と費用さえあれば、あとで別の特化を付け替えることも出来ますし。

クラフトにかかる費用

では費用がどれくらいかかるのかを見てみましょう。
素材1はリアユニットなら『~リアス』、アームユニットなら『~アムス』、レッグユニットなら『~レグス』になります。例えばアームユニットをEx4にしたい場合、スティアムスが8個必要ということになります。
素材2は、ネオ=ネオジット、プロメ=プロメチット、キューブ=エクスキューブです。
フラグメントは打撃/射撃/法撃のいずれか(選択したもの)必要な数です。
Ex素材1素材2フラグメント費用
1アイロ×8112,000
2アイロ×12ネオ×1236,000
3スティ×4ネオ×1284,000
4スティ×8プロメ×1296,000
5スティ×12ネオ×14110,000
6スティ×20ネオ×14140,000
7スティ×24プロメ×14160,000
8シルバ×8ネオ×18240,000
9シルバ×128280,000
10シルバ×16プロメ×18320,000
3特化ゴード×4プロメ×1
キューブ×1
8120,000
8特化ゴード×8プロメ×2
キューブ×2
12360,000
10特化ゴード×12プロメ×3
キューブ×3
16420,000
Ex10特化をゴールとする場合、1~9は普通にクラフトし、最後だけ10特化となります。9までの間は打撃防御/射撃防御/法撃防御のどれであっても構いません。
このクラフトは費用だけで各部位ごとにおおよそ1.5Mメセタが必要です。素材なども含めると 2M見た方がいいかもしれません(緊急などのたびに防具を分解して素材を集めていない場合は特に)。このため、全部位Ex10特化にかかる費用はトータルすると5~6M前後と見るとまず間違いはありません。

最後に今一度注意を。Ex10までクラフトした場合、装備するための要求能力値は、打撃防御(HP特化時も含む)/射撃防御(PP特化時も含む)/法撃防御(属性耐性特化時も含む) 500 となります。これは意外と高い要求であり、種族やクラスの組み合わせによっては装備に支障が出る可能性もあります。
要求能力値はクラフト時に補助アイテムを使うことで下げることが可能です。『装備条件緩和+10%』で 450、『装備条件緩和+20%』で 400、『装備条件緩和+30%』で 350になります。必要に応じて使いましょう。

自力でできるようになることを目指す場合

防具クラフトを自力でやろうとする場合、デイリークラフトを日々こなしているのであれば、Ex8までは出来るようになります……正確にはデイリークラフトを繰り返せばいずれは Ex7まで出来るようになります。Ex8は初期開放されているため、Ex7まで出来るようになって初めて地続きで Ex8までも出来る様になるのです。

しかし Ex9についてはデイリークラフトで出来るようになるには相当な時間が必要であり、意識して必要なクラフト実績を積んでレシピを開放することを考えたほうが良いです。ここがクラフト修行の一つの壁です。
というのも、Ex8まで出来るようになった後、Ex9レシピを開放するためには、各部位ごとに 6Mほどの資金(材料がないならその費用もプラスです)を使って合計35回のクラフトをする必要があるからです。最大9ラインですから、一気に終わらせる場合リリパリウム必須です。もちろんクラフト用素材も揃えなければなりませんね。

そんなわけで、Ex8までは出来るところまで自分でやって、あとは出来る人に依頼をしたほうが早い…ということになります(自分でできるなら、それが一番早いですから)。
クラフターが 防具Ex9 を看板に上げると、結構な頻度で依頼が入る印象です。それだけ今も需要があるということです。

武装エクステンドのクラフトレベルが 20になったら、Ex3特化レシピが開放されます。それを1回でもやれば、その次の Ex8特化レシピが開放され、それも1回でもやれば Ex10特化 のレシピ自体は開放されます。なので特化レシピは開放だけは比較的簡単です。
しかし、Ex3特化にしたい場合、その対象はEx2か3のクラフト品です。同様にEx8特化したければ対象はEx7か8である必要があり、Ex10特化したければ対象はEx9か10である必要があります。結局自力で特化しようと思ったら、通常のクラフトも順を追って出来るようになっていなければなりません。

クラフトできる人が周りにいない…そんな時は、エレナにアクセス可能なら声をかけて頂ければ、何とかしますよ。シップ3限定ということにはなりますがー。