Moonlight Dream

PSO2で過ごした日々をのんびり書き綴っていければと思っています。
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テクニックのこと

最近はエラン姉さんのことが記事でも目立っています。これは当たり前のことでレンジャーのカンストが近くなってプレイする比率が上がっていたからですし、レンジャーがカンストしたらしたで次のクラスについて考えることが色々あったからでもあります。
そのせいもあり、ここ最近の記事では、やたら射撃職のことを書くことが多かったですね。

ずっとこの迷彩です
姉さんが射撃職を頑張ってくれている結果、エレナはすっかり法撃専門となり、もはや持っていた射撃武器の殆どを手放して、エラン姉さんに引き継いでいます。もうよほどのことがない限り、射撃職を選ぶことはないかなと思います。テクターやるときにサブをブレイバーにするときぐらいですね。

なので、ここは基本に立ち返って、テクニックのことも書いてみようかなと思います。といってもスキルに関しては随分前に書いたのが今も有効なので、今回は「エレナが普段どんなテクニックを使っているのか?」についてです。あ、この「テクニック」は「法撃」って意味ですよ?


まずその前に書いておかなければならないことがあります。レンジャーの時はきっぱり「なんちゃってレンジャー」と自称しました。さすがに法撃職に関しては そこまで「なんちゃって」ではないつもりなのです。…が! やはりエレナ、いわゆる主流というか一般的なスタイルからは外れているところが若干あります。本人はそれを個性と言い張っていますが、真似をしていいかどうかは甚だ疑問なので、主流から外れている点を先に書いておきます。

まず…導具を使いません。

今のフォースのスキルツリーを見るとですね、「タリステックボーナス」に全振りして導具を投げてテクニックを使ったほうが火力が出るとされます。このスキルは長杖より法撃力が控えめの導具に対する救済措置だったはずなのですが、その数値的関係が崩れたため、もはや本末転倒なことになっているのです。

エレナは導具を投げるワンアクションをとにかく面倒と思っていて、長杖のみを使うプレイになっています。その後、兄で導具を投げる練習もしまして(兄は逆に長杖を使いません)、以前ほど苦手意識はなくなっていますが、兄とその辺は住み分けてもいいかなと思い、長杖専門のままです。ただし、これを人に勧めていいかどうかはかなり意見が分かれると思います。

それから…威力強化のカスタマイズを優先してます。

テクニックカスタマイズというのがクラフトにはあり。これによりテクニックの効果を色々と調節できます。傾向としては「威力」と「消費PPやチャージ時間」はトレードオフの関係にあります。威力を上げれば、消費PPが増えたり チャージ時間が伸びたりしますし、その逆もよくある話です。

かつて「威力を上げる」というカスタマイズをした結果、一部のテクニックが壊れ性能になったことへの反省から、「威力を上げる」というカスタマイズの効果は下方修正され(いや、今が本来の想定なのかもしれませんが)、結果としてそれ以外のカスタマイズのほうが有効とされるケースが殆んどになっています。きっぱり「威力を上げるカスタマイズは罠だ」と言い切る人もいます。でもエレナは割と威力を上げるカスタマイズを好んでやっています。これも人に勧めていいかどうかはかなり意見が分かれると思います。

するとどうなるか?

デイリーオーダーでフリーSH行くと…雑魚の殆どはテク1発か2発で倒せます。Ep3のエリアはHPが総じて高めのエネミーが多いため、その限りではないけど、そこで苦労した記憶はありません。

ボスエネミーの殲滅速度は、3姉妹の中では恐らく最速です。特にしっかりスキルの乗った時の複合属性テクニックの威力は凶悪で、1回使うだけで沈むボスも多いです。

あれ? それなら別にいいんじゃない?

…とまあそういう感じで、今のエレナは法撃職をやっています。だからエレナをお手本にしようとすると、かなりいびつなことになりかねず、そういうことにうるさい人に蛇蝎の如く罵倒される危険があるので注意して下さい。


ではテクニックのことを

さてテクニックは 炎・氷・雷・風・光・闇 という6つの属性があり、この記事を書いている時点(2015年9月)では各属性に7つのテクニックが存在します。これがまたネーミングと効果に統一性がなく、使い手をひどく混乱させるので、それをざっとまとめておきます。
2016年になってテクニックカスタマイズで「零式」に変えられるテクニックが出現し始めています。効果も割と大幅に変わるので、下表では零式にできるものは、その効果を★をつけて別記しました。基本的に零式カスタマイズして良いんじゃないかなあと思いますが、カスタマイズ前のものを使いこなしているのであれば、無理に変える必要はないですね。


フォイエ

バータ

ゾンデ

ザン

グランツ

メギド
基本直進(空)直進(地)直撃
★落下
直進(空)落下追尾(単)
周囲(円)前方(扇)伝播周囲(円)周囲(円)
★周囲(円)
落下
直撃周囲(円)周囲(錐)前方(近)直進(短)周囲(円)
★周回
前方(扇)
★突進
落下前方(付)直撃-追尾(複)
放物線直進(短)
★反撃
周囲(球)前方(近)
★前方吸込
周囲(球)直撃
イル落下直撃突進直進(空)追尾(複)追尾(単)
回復
支援
シフタ

攻撃力+
デバンド

防御力+
ゾンディ
ール
吸込
ザンバ
ース
風強化
レスタ/
アンティ
回復
メギバ
ース
回復
・直進(空):ターゲットに真っ直ぐ飛ぶ
・直進(地):ターゲットに真っ直ぐ飛ぶ(地面を這って飛ぶ)
・直進(短):ターゲットに真っ直ぐ飛ぶ(短射程)
・直撃:ターゲットに直接攻撃
・放物線:ターゲットに放物線状に飛ぶ
・落下:ターゲットに属性弾が落下する
・伝播:ターゲットに当たった後周囲のエネミーに伝播する
・追尾(単):ターゲットへの単発追尾弾
・追尾(複):ターゲットに複数の追尾弾

※ 以後はターゲットしたところが範囲指定にならない分類
・周囲(円):自分の周囲を円状に範囲攻撃
・周囲(球):自分の周囲を球状に範囲攻撃
・周囲(錐):自分の周囲を円錐状に範囲攻撃
・前方(扇):自分の前方扇状に範囲攻撃
・前方(近):自分の前方近距離に攻撃
・前方(付):自分の前方のエネミーに付着する
・突進:自分自身が前方に突進する
・反撃:攻撃をガードしカウンターを入れる
・周回:自分の周囲を回転する

効果を一言で説明していますが、実際は副次的な効果が結構あったりするので、それは御自分で調べて確認して下さい。ですが使用感としてはだいたいこんな感じだと思います。「ナ系」や「イル系」は上級テクニックとされ、威力が高めです。ただチャージ時間が長かったり、チャージ中は動けなかったり、といった制約があることもあるため、各テクニックの効果をよく確認した方が良いでしょう。
この中だと、特に「周囲(円)」の効果になるテクニックが殆どの属性で用意されているのに、全て「ラ・~」か「ギ・~」ではありません。これが結構最初混乱する原因な気がします。雷属性に至ってはどちらも複数に攻撃できるけど単純な「周囲(円)」ではないのでテクニカルな感じです。

そういえば、光属性は回復支援のテクニックが2つあるため、代わりに「サ・グランツ」というのが存在しません。

エレナが主に使うのは。直進・追尾の動きをするものや、直撃できるものです。すなわち基本テクだけで事足りているという意味でもあります。落下のテクは動き回る相手だと外れる可能性があるため、あまり使わない傾向にあります。
上級テクニックの多くはその効果を求めて使うことがあり、その時は各テクニックの特性に応じた使い方をするように心がけることになります。更に回復支援のテクニックはいずれももちろん使っています。

…そんなわけで全てのテクニックを使いこなしているというわけではないですねえ。これは以下に挙げていないテクニックが役立たずだからという意味ではなく、むしろエレナがそれを活かしきれていないだけだと思っていただいて構いません。

エネミーをターゲットロックすると、エネミー名やレベルのほか、弱点属性についても分かるようになっています。弱点属性をきちんと狙うことがテクニックで攻撃する際の基本です。あと何も注釈なしの場合、きちんとチャージして使います。

では、各属性ごとにもう少し補足説明します。

炎属性

原生種(ナベリウス)・DF【若人】と虫系ダーカー・機甲種の世壊種(LI)に有効です。効果的に素直なものが多く、まずはこれでテクニックの練習をということも多いでしょう。シフタは主にテクター時に多用します。
基本にして万能なのです
エレナが主に使うのは フォイエ です。基本テクニックでありながら割と万能です。何かに当たるとそこで消えますが、エネミーに対しては直撃でなければ さらに進みます…いわゆる「かすり」です。肩越し視点でこれを狙うということもあるみたいですが、複数のエネミーのうち自分から離れた相手をターゲットして撃ち出せば、大抵の場合その途中のエネミーを巻き込めます。
ターゲットに肉薄する必要はあり
ナ・フォイエは放物線状の軌道てゆっくりターゲットに飛んでいきます。直撃させた時に大きなダメージを与えられるため、ターゲットに接近して直撃させるように使うことがあります。地面に着弾すると炎が燃え広がりますが、これは率直に言って使い方としては失敗した時です…。
隕石…?
イル・フォイエはチャージ中 自分が動けなくなる代わりに、着弾ポイントを移動して調節できるようになります。ボタンを離したらチャージ状態に応じた火炎弾(ていうか隕石?)がサイトに落下して爆発します。かなりの高威力ですが、チャージ中動けなくなることに気をつけないと、無駄骨になります。また動きまわる相手だと、なかなか当てられないのも辛いところ。ゾンディールでまとめたところに…といった工夫が必要になることも。
たまたま通りがかったニャウ(笑)
ラ・フォイエは状況に応じて使うことがありますが、エレナの使用感的にはフォイエに比べて使用頻度は低いです。動きが早くフォイエですら当てづらい相手には、こちらの直撃ダメージをお見舞いすることを検討します。防衛戦とかで素早い狙い撃ちに活躍しますね。
面白いカスタマイズになりました
それ以外の炎属性テクニックは殆ど使っていませんでしたが、サ・フォイエは零式カスタマイズで面白い突進テクに変わりました。ターゲットに向かって一定距離を突進しつつ結構広範囲に炎ダメージを与ええます。殴りテクターのときは便利に使えます。エネミーに肉薄するのが目的ならノンチャでも充分な効果が期待できます。高度のある相手でも割と追尾できます。

導具を使う場合、その周囲を攻撃できるようになる ギ・フォイエ は便利そうです。

氷属性

龍族(アムドゥスキア火山洞窟)・海王種(ウォパル)・DF【双子】と玩具系ダーカー・原生種の世壊種(NA)に有効です。割と素直な効果が多いのですが、炎属性に比べると若干テクニカルなものが増えます。デバンドは主にテクター時に多用します。
実は使いやすいのです
エレナが主に使うのは バータ です。基本テクニックでありながら割と万能です。使い方の感触はフォイエと一緒ですが、「地面を這って飛ぶ」という特性がフォイエと違います。このため空中にいるエネミーに攻撃するのは苦手なので、他のテクニックを選ぶことになります(あまり高くない位置にいる場合は バータで狙えます)。
ナベアルチで活躍
高度のいるエネミーや多数のエネミーを相手にするときは、ギ・バータを使うことが多いです。特にナベリウスのアルティメットクエストで多用するケースが多いです。このテクニックは自分の前方扇状に氷弾を撃ち出します。ターゲットの必要が無いため「置いて使う」という感覚です。
どう考えてもボス用です
大きなダメージを与えたいときは、素直にイル・バータを7発撃ち込みます。ただしPPが枯渇しやすいため、一人で7発撃つつもりの時はテクターのスキル「PPコンバート」の力を借りる必要があるかもしれません。もっとも今は防具クラフトやオービット武器のおかげで、案外 素でも7発撃てる場合が多そうです。7発撃ち込めるほどのんびりした相手でない場合、バータやギ・バータ連打もありといえばありかなあ。
結構凍ります
ラ・バータは例えば採掘基地防衛戦では足止め目的で使用することが多いですが、それ以外のクエストではあまり使っていない気がします。多数を凍らせることが可能なので、いつでも使えるように準備はしています。導具を使う場合、ギ・フォイエと同様投げた先を範囲攻撃するのに便利です。

それ以外の氷属性テクニックは殆ど使っていません。空中にいるエネミーを狙う目的で サ・バータを使うことはあるくらいかな。

ナ・バータは威力アップのテクニックカスタマイズが下方修正された原因となったものです。とはいえ、これが壊れ性能だったことも事実なので、下方修正自体は仕方がなかったのかもしれません。
凍らせれば無力化も可能です
また、ナ・バータは零式にカスタマイズできるようになりました。その場合、全く性質の異なるテクニックに変化します。まずテクニックのボタンを押している間、PPを消費しながら自分の前に氷の盾を展開するようになります。ここにエネミーの攻撃が当たるとガードし、さらに氷属性のカウンターダメージを与えます。氷属性なので運が良ければ命中した相手をフリーズ状態にして一時的に無力化出来ます。この零式カスタマイズは、テクニックのみでエネミーの攻撃をガード出来るようになったということを意味しており、殴りテクターには嬉しいカスタマイズとなります。

雷属性

機甲種(リリーパ)・DF【巨躯】と魚系ダーカー、龍族の世壊種(AM)に有効です。他の属性に比べてちょっと変わった効果のものが多い属性です。その効果の出方を把握していないと、ちょっと困ります。ゾンディールはエネミーをまとめる目的の他、エレナはダメージ目的でも使います(これについては以下の説明をざっと御覧下さい)。ちなみにまとめることだけが目的の場合、ノンチャでもさほど支障は無かったりします。
やはり使いやすくて
エレナが主に使うのは ゾンデ です…ただし零式が増えたおかげで事情がちょっと変わっています。零式ではない元のゾンデは、炎・氷と異なりターゲットの頭上から雷を落とします。その意味では効果は「落下」と言えなくもないですが、即効性が高く感覚的には「直撃」でいいと思います。ただし例えば足元をターゲットしても、その上の頭や腕に当たる可能性は高くなります。あくまで攻撃は上から来るということですね。そこさえ注意すればボスが相手でもこれで通用します。…というか大きなダメージを与えるということが、雷属性のテクニックはなかなか難しく、結局 これで押すほうが早いということになるのです。

…のですが、零式カスタマイズが出来るようになったことで、若干扱いが変わりました。零式になると、イル・フォイエと同じようにチャージ中移動ができなくなり、攻撃ポイントのマーカーを動かす状態になります(導具を投げている場合は、その導具の場所がそのまま攻撃ポイントになります)。そしてチャージ完了すると細かい雷を幾つか落ちてダメージを与えた後、最後に太い雷(上の画像がちょうどこの時)が落ちます。もちろん太いのが一番大きなダメージになります。威力は格段に上がりますが、チャージ中に動けなくなるため使い所を間違えないようにする必要があります。
ルピカもよく使いますね(笑)
ラ・ゾンデは高度を取ると効果範囲が広がるため、肩越し視点で上に投げた導具から撃ち出すのが有効なテクニックです(高い位置で固定すると、驚くほど広範囲に攻撃できます)。エレナはこれをゾンディールの起爆目的に使うことが多いです。というのも確実に自分の周囲に雷属性の攻撃が出来るため、自分が使ったゾンディールに重ねやすいからです。ゾンディールを起爆させての攻撃が、実はエレナにとっては雷属性で最も有効な打撃を与えられる手段だったりします。
エネミーの数が少ないと旨味なし
ギ・ゾンデは多数のエネミーが近くにいる時は どんどん伝播してダメージを与えられますが、少数の場合 派手さに欠け、ゾンデでいいやってことになることが多いので、そこは周囲の状況と相談です。ただゾンデを零式にしていて、動かずにチャージする余地が無い場合、次に使う攻撃テクの候補として挙がります。
吸うのが目的なら起爆はしません
集団を相手にするなら、やはりゾンディール起爆を使うことがエレナは多いです。ゾンディールは周囲のエネミーを吸い寄せる代表的なテクニックです。また更に雷属性テクニックを当てると、起爆して放電が始まり範囲内のエネミーにダメージを与えます(昔は他人のゾンディールも起爆していましたが、今は自分のゾンディール以外は起爆しません)。放電しているうちにゾンディールをかけ直すと放電状態の維持でき、範囲内のエネミーにどんどんダメージを与えます。
ただし起爆すると吸引効果は無くなるので、エネミーを一箇所にまとめるのが目的なら起爆してはいけません。リング『L/ピースゾンディール』を装備しておけば起爆しなくなります。純粋にエネミーをまとめる目的以外に使いたくないなら、これを使うことも視野に入るでしょう。

それ以外の雷属性テクニックは殆ど使いません。
…ただ、ナ・ゾンデは継続して雷属性ダメージを与えたい時に相手に肉薄して使う、イル・ゾンデは高速移動用として使うことが出来るため、武器パレットには入れていて、最近エレナは使うことがあります。ナ・ゾンデはファルス・アームをショック状態で足止めするのに結構便利でした。

風属性

原生種(ナベリウス)・DF【敗者】と鳥系ダーカー、それに地球に出現する幻創種やエスカダーカーに有効です。消費PPが他属性に比べて少なめなのが特徴です。射程が短いテクニックが多いです。ザンバースは【敗者】の時計を壊すときに特にテクター時は使うことが多いです。

実は…風属性をエレナがフォース時に使うことは滅多にありませんでしたが、さすがに地球ではこれがメインになります。それ以外の地域では、強いて言うなら【敗者】とその眷属のダーカーに効くぐらいなので、あまり出番は無かったのです。
実はエレナが風属性使うのはかなりレア
純粋に攻撃をしたいときは イル・ザンを撃ち出しています。真っ直ぐ飛ぶだけでなく、周囲のエネミーを引き寄せるため、さらに追い打ちが掛けやすくなるのです。

また、ナ・ザンは零式にすると、一定距離を飛ぶか、エネミーや障害物に当たるとそこで一時期とどまり、軽い吸込み効果と継続ダメージを与えられるようになりました。これが結構大きなダメージになるので、間合いを調節しながらこちらを撃ち込むことも最近は増えています。
元のナ・ザンは射程がかなり短いため、殴りテクターで使うことが想定されているような気がします。要するに近接攻撃と同等レベルの射程になるのです。威力は大きいので使うことを躊躇う必要はありませんでした。

エラン姉さんはテクター時に風属性を多用します。テクターはサブクラスをフォースにしない限り、炎・氷・雷の属性テク威力は上げられませんので。
PP消費が一桁になるのは大きく
主に使うのは サ・ザン です。なんといっても消費PPが少ないので連打が効きます。テクニックカスタマイズを厳選すれば消費PP一桁で連打できてしまうのです。これは直撃させることが可能なほか、周囲のエネミーを狭い範囲ですが吸うことが出来るため、さらに短杖で追い打ちをかける…という用途で使いやすいのです。『エリュシオン』を使う場合、これのノンチャが主な攻撃手段になりますね。
で、直撃タイプのテクニックなので、エレナも最近はこれを使うことが多くなっているような気がします。

んー、でもそれ以外の風属性テクニックは殆ど使いませんねえ。ザンはそれなりに攻撃範囲も広く使いやすいテクニックなのですが、それ以外の特徴的なテクニックが風系には多く、その他の属性テクニックと違って基本テクニックの ザン にはあまり出番がありません。ただし使い所がないというわけではないと思います。
導具を投げる場合、周囲を攻撃できる ギ・ザンは使いそうですね。

光属性

ダーカーに全般的に有効です。とにかくダーカー相手にはこの属性で間違いありません。レスタやアンティにお世話になっていない人はいないはずですね。自分だけでいい時はどちらもノンチャでよく使っています(しっかりHP回復したいときはもちろんチャージします)。
射程が意外に短いのだけ注意
エレナが主に使うのは ラ・グランツです。かなり良い効果のカスタマイズができている(閃光3・威力+200%、消費PP+2)ためですが、まあそんなビックリするほどダメージ増えるわけじゃないんですよね(笑)。複数を巻き込んで安定したダメージを与えられるし、ボス相手にもこれを置くように撃つことが多いです。閃光カスタマイズをすると、射程が思ったより短くなります。
実装当初はもっと高火力でした
イル・グランツは ラ・グランツで届かないようなところにいるエネミーに対して撃ち出します。このテクニックは近距離のターゲットには当てづらいので、その意味ではラ・グランツとすみ分けが出来ていますね。

それ以外の光属性テクニックは殆ど使っていません。ナ・グランツは見た感じが、ナ・ゾンデと酷似してますよねー。ただ自分の周囲が効果範囲なので、これを使う状況にならないように立ち回るほうが良いような気はしないでもないです。殴りテクターとかなら逆に使い所があるようには思います。

導具を投げる場合、周囲を攻撃できる ギ・グランツは使いそうですね。
地味に高いダメージ与えられるようになりました
またギ・グランツは零式にカスタマイズ可能となりました。そうするとチャージ中(=テクニックのボタンを押している間)は光の剣を回転させて周囲に攻撃できるようになり、一定時間それを維持してからボタンを離すと、さらに上の画像のような光の剣で強い一撃を与えられるように変化します。ダメージとしてはもちろんこちらが本命です。

闇属性

龍族(アムドゥスキア火山洞窟以外)・黒ノ民(ハルコタン)に有効です。弱点とするエネミーが特徴的ですが、それ以外の属性が弱点の相手に対しても、ナ・メギドを当てる場合など、闇属性で押すことがあります。メギバースはダメージを与えたらHP回復なので、これもテクター時に使うことが多いです。エリスがバウンサー時に飛翔剣と併用することも多いです(レスタを使うより回復効率がいいため)。自分だけが使うのならノンチャでも充分だったりします。
着弾すると結構大きく誘爆します
エレナが主に使うのは メギド です。ゆっくりとしたスピードでターゲットに追尾するものが、深淵3で速度アップし、かなり実用に足る動きになるからです。着弾時に結構広範囲に周囲も巻き込むため、複数に囲まれた時に至近のターゲットに撃ち出すのも有効です。ダメージ的にも申し分ないです。
勝手に追尾するのが最大のウリです
イル・メギドは動きは早過ぎる相手に主に使います。実装当初は メギドの代わりに主武器状態でしたが、その後の下方修正などの結果、メギドが主武器の位置に返り咲いています。イル・メギドの追尾性能はかなり高いため、それが必要なときに切り替える、というところです。
こんな相手に使うのはPPの無駄遣いですが(笑)
大ダメージを与えたければ、素直に ナ・メギド です。完全な効果を与えるにはかなりのチャージ時間が必要になりますが、それに見合ったダメージを叩き出せます。闇属性が弱点ではない相手であっても、このダメージで押せることが多いです。

それ以外の闇属性テクニックは殆ど使っていません。
導具を投げる場合、周囲を攻撃できる ラ・メギドは使いそうですね。ただ、このテクニックは零式カスタマイズが出来るようになって、ちょっと面白いことになりました。
殴りテクター用ですねえ
零式ラ・メギドは自分の周囲をぐるぐる回り触れたものにダメージを与えます。エネミーに肉薄した状態だと、かなりのヒット数が稼げる模様ですが、そこまで接敵するとなると、やはり殴りテクターのときが多いかなあという気がします。

あとは複合属性テクニックのことに触れていなかったので、それについての加筆します。

Ep3で実装されたこの特殊なテクニックは、フォースまたはテクターのレベルが70位上にならないと、そもそも覚えられません。

覚える方法はEp3かEp4か変わります。Ep1/2の状態だと覚えられません。クエスト中のドロップは一切なく、下記の方法以外では手に入らないし、高いレベルのディスクがランダムで出るというものでもありません。

【Ep3の場合】ゲートエリア2階に立っているクラリスクレイスのクライアントオーダーをクリアした報酬でディスクがもらえます。アルティメットクエストでエネミーを討伐する必要があるため、それはそれで面倒ではあります。

【Ep4の場合】ショップエリア2階のフォトンドロップ交換ショップで、フォトンスフィア50個と交換でディスクがもらえます。フォトンスフィアなので、それなりに集めるのは大変ではあります。最近ゲームを始めた人は、Ep3にはそう簡単には行けないので(Ep1・Ep2をまず終わらせる必要があるため)、基本的にフォトンスフィアを集めることになるでしょうね。


ひとつひとつの複合属性テクニックがアクティブスキル扱いとなるため、サブパレットに登録する必要があります。しかし、その上で以下の条件を満たす必要があります。
・メインクラスが フォース か テクター であること
・装備武器が 長杖・導具・短杖 のいずれかであること
・ゲージがいっぱいになっていること
3番目のゲージは、サブパレットに登録した複合属性テクニックのアイコンを見れば分かります。装備武器は関係なく、エネミーにテクニックでダメージを与えるとゲージは上がり、複合属性テクニックを使用すると無くなります。ゲージは全複合属性テクニックで共有しているため、一度使うと、他の複合属性テクニックもゲージ無しの状態に戻ります。

PSO2のアニメでアイカが複合属性テクニックを使ったことに、見てる人が「!?」となったのは、当時の状況を考えるに、アイカがペットを操っていた=メインクラスはサモナーだったからですねえ。今は全クラス装備可能な奏具がドロップしていますが、アニメ放映当時は まだそういうのは無かったから、メインクラスはサモナー以外にあり得ないはずだったのです。となれば、複合属性テクニックを使う条件は満たしていません。


今、現在存在する複合属性テクニックは3つです。2つの属性の組み合わせなので、フォースとテクターの属性強化スキルがそれぞれ有効です。従ってどちらの属性も強化できるスキルツリーにするのが一番威力が上がるということになります。いずれも使い所はありますが、威力を出したいのであれば、スキルツリーや装備を調整する必要はあります。

フォメルギオン (炎+闇)
一点突破力が売り
ターゲットに向かって一直線のビームを撃ち出します。攻撃中はターゲットに合わせて動くし、肩越し視点で自分で撃つ方向をずらしていくことも可能です。AISのフォトンブラスターや、大砲のスフィアイレイザーと同じような挙動です。一点に集中したときのダメージはかなり強力で、ボス戦におけるダメージ源としても期待できます。原生種・龍族・黒ノ民が相手ならボスであってもクリーンヒットさせれば、これ1回使うだけで沈められます。
撃ち出している間、自分はその場に留まることになるため、エネミーの攻撃を受ける状況では中断の憂き目に遭います。被ダメージについては、メギバースを予め使っておくなどの自衛策はありますが、ダメージを受けるような状況に置かれないように立ち回るのが最善ですね。

バーランツィオン (氷+光)
威力が売り
両手に氷と光の刃を形成し突進して連続で斬りつけます。威力に関しては3つの中で一番高いように思います。光属性が入る関係からダーカー全般に有効ですし、氷属性が弱点の海王種にも有効な打撃が期待できます。
ただ突進中に攻撃を受けるとそこで止められちゃいます。また、連続攻撃を一度始めるとその場に留まるため、逃げられたら虚しく斬撃は空振りします。その意味では使い所を考えないと無駄打ちになるリスクが一番高いです。

ザンディオン (雷+風)
無敵なのが売り  
雷と風をまとって移動しながらダメージを与えます。何と言っても無敵になるため安定してダメージを与えられます。ただ、その分 威力的には3つの中では控えめ。もちろん機甲種や幻創種が相手なら、かなり威力が期待できます。
その場にとどまって継続ダメージを与えるというのが苦手なため、ボス戦では飛び回るだけ飛び回ってあんまりダメージを与えられなかった…という残念な結果に終わることもあります。


フォース/テクター時のエレナのスキルツリー構成は、これらの複合属性テクニックを効果的に使うことを一つの目的としており、
・フォース(炎ツリー)/テクター(闇光ツリー)
・フォース(氷ツリー)/テクター(風光ツリー)
・フォース(雷ツリー)/テクター(風光ツリー)
という3つのパターンとなっています。さすがにダーカーとはどこででも遭遇するため、光属性は必ずツリーの中に含める感じです。

ちなみに伝統的なエリュシオン使いのスタイルの場合、
・フォース(氷ツリー)/テクター(風闇ツリー)
としていますが、これをやることはもう滅多にないかなあ。

つまり…フォースもテクターも3つはスキルツリーがあるということですねえ。



危ないから離れててー?
…ここで記事を書いてみて、使っているテクニックがだいぶ偏ってるなあと思いました。なので、ちょっと色々やってみたり、零式にしたりして、今に至っています。とはいえ、長杖専門とかやってる時点で、かなり拗らせてるんですよね、うん。これでも、そこそこやっていけるのだということが分かっていただければ、それでいいかなと。